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調理する際に水戻しが必要な干し椎茸。その水戻しが、実際に食べるときの味のよしあしを左右するんです。
きのこのうま味のもとはグアニル酸などのアミノ酸。熱い湯で戻したり、長い時間水に浸しすぎると、グアニル酸が増えず、苦い成分が増えてしまいます。
最適なのは、冷蔵庫の中で5時間から1晩かけて戻す方法。手間はかかりますが、そのぶん美味しさも格別 。戻し汁はだしにも使えるので、ぜひ一度挑戦してみては?

簡単な戻し方:
さっと水でホコリを落とし、椎茸がひたるくらいのぬるま湯につけておくと、早く、風味よくもどります。
ひとつまみの砂糖を入れるとか、落し蓋をするといっそう効果的です。
水では時間がかかり、熱湯ではシンが残ってよくもどりません。 軸のつけ根がやわらかくなってからお使いください。

さらに簡単に!電子レンジを使って
椎茸の中でも「こうしん」ならば電子レンジで即効もどしができます。
ぬるま湯につけてラップし、電子レンジで約2分で簡単にもどります。
よくもどすことが、美味しく食べるコツです。 気が付いた時にもどして、ポリ袋につめ、冷蔵庫にいれておけばいつでもすぐ使えて便利です。

湿気の少ない冷暗所がもっとも適した保存場所です。開封したあとは、密封容器に入れます。あれば乾燥剤をいっしょに入れると良いでしょう。保存が長期間にわたるとおきは、冷凍用のストックバッグに入れて冷凍庫に入れておくと安心です。

実は、独特の歯ざわりや香りを持つ椎茸は子供が嫌いな食材のひとつでもあります。カサのにあるヒダもイメージがあまり良くないみたいです。
でも、子供の好き嫌いは10才になるまでにある程度決められてしまうというデータもあります。椎茸は栄養価の高い食材、嫌いになるにはもったいないですよ!
ヒダが嫌いなら細かく刻む、香りがダメならほかの香りが強い食材に合わせるなど、手を変え品を変え食べさせましょう。ハンバーグやカレーといった、子供の好きな料理にまぜ混むのも有効です。

椎茸は、いろいろな栄養素を含んでいる優秀な食材です。しかし、ビタミンAやCがほとんど含まれていないという弱点も。
だから、ビタミンA、Cの豊富な緑黄色野菜などと一緒に食べることをおすすめします。

椎茸は、紫外線にあてるとビタミンDになるエルゴステロールが豊富に含まれていることから、生椎茸だけでなく、干し椎茸も、いったんカサを裏返して30分ほど天日に当てておくことがコツです。
ビタミンDは、体がカルシウムを吸収するのを助けてくれます。
天日に当てても味に違いはないので、少しでも日に当てることをおすすめします。